xyz action の参加レポート

9月4,5日に那須で行われたワークショップ xyz Actionに参加してきました。
とても革命的なコラボが生まれそうです。

xyz Action vol.1 4-5 Sep. 2010

xyz Actionは、6月に行われたTEDxTokyo yzの兄弟的位置づけのイベントで、ファシリテータもTEDxTokyo yzのファウンダーの井口奈保ちゃん、同じくファウンダーでDialougeBar主宰の西村勇也くん、京都のNPO Home’s vi嘉村賢州くんによって始められたイベントです。yz世代(30代〜20代)を中心に、ED同様に世の中を変えるためのことを、具体的なアクションを考えようという目的があります。そのために、様々なダイアログ手法によるワークショップが設計されていました。

当日の様子はFlickrよりどうぞ。また、詳しい内容は、参加者のIRIや、みずほ姉、アキカズさんのブログを参照ください。よくまとめられています。

僕個人の学びとしては、ダイアローグが世界を変える、という信念が確信に変わったと言うことです。
そして、僕はダイアローグを武器に、ひとりひとりの人間の可能性を最大化するチームを作りたい。それで世界を変えたいと思うようになりました。
それが、僕がトップとなってやるのがいいのか、今誘われているいくつかの場所でやるのがいいのか。
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ヘリウムコーポレーション設立趣意書 (ver.0.4)

この度、ヘリウムの会を母体とした新組織、株式会社ヘリウムコーポレーションを設立することにいたしましたので、謹んでご報告申し上げます。(設立意志を固め、準備に向けて動き出しました、という意味です。w)

xyz Action vol.1 4-5 Sep. 2010

ヘリウムの会は、会話にすら生産性・効率性を求める現代の日本社会において、「会話は意思疎通の手段ではなく、人間の尊厳に関わる本能的な行為である」ということを意識的・無意識的に関わらず体現する人達の集まりです。(決して、会話がヘリウムのように軽い人達の集まりではありません!!!w)

xyz Action vol.1 4-5 Sep. 2010

ヘリウムな人々は、一見、実のないように見える「軽い」会話を通して、自己肯定と共に、他己肯定を行い、また日常の生産性・効率性重視の競争社会からの一時的な解放を試みます。そのことを通し、自分たちが元々持っている生物的な「生きること」へ回帰します。

そして、誰にも否定されず、会話の一つ一つに過度な責任を求められない環境の中でしか、決して生まれない、多くの創造性、革新性を生み出します。これは普段の競争社会では起こりえないことです。

肩から力が抜けているときに浮き上がってきたこの創発こそ、先の見えない未来を明るく照らす手がかりを私たちに与えてくれます。(てか、ぶっちゃけ、会話くらい軽いスタイルで行わないと、僕らがこの先、抱える社会の問題は重すぎてやってられないよね!)

ヘリウムな人々は、会話を通してかもしだすその創発環境によって、我々人間が他の生物とは異なり、社会的生き物として持っている大きな可能性、すなわち、ソーシャルキャピタルを生み出してゆく存在なのです。

ヘリウム(Helium)は元素番号2の元素(化学記号 He)で、水素に次いで二番目に軽い物質です。その「軽い」特徴は、風船に注入することで風船を空高く浮き上がらせる目的のために使われています。水素にくらべ安定した物質であることも特徴です。

ヘリウムな人々は、決して他人を攻撃せず、すべての人々の心をワクワクさせる力を持っています。

  • 人間はどんな人でも、ひとりひとりが面白く、興味深く、尊い存在であるということ
  • すべての人に可能性あふれる未来が待っているということ

このことを、多くの人に知ってもらう。啓発というと、固くて上から目線で、一つの価値観を押しつけているように感じますが、ヘリウムの会は、すべての人にある魅力と可能性の存在を、現代社会にenlightenしてゆきます。en + light(軽くする、明るくする) これがヘリウムの会の本質。「ヘリウム」に込められた意図なのです。

xyz Action vol.1 4-5 Sep. 2010

ヘリウムコーポレーションは、このヘリウムの会が長い間作り上げてきた創発環境を、株式会社という営利企業の新しい一つの形態として、その中に実現することを目的とした、新しい社会的企業です。