ダイアログイベント Art of Hosting に参加します。

先日レポートを書いた xyz Action のファシリテータ、西村勇也らによって11月19日(金)-21(日)行われる Art of Hosting に参加します。

日米の場作り、ダイアログの第一人者が集まりますよー。

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第2回 Art of Hosting ワークショップ

~ 対話の場をリードしコミュニティを創る ~

【日程】2010年11月19日(金)~11月21日(日)2泊3日
【会場】山梨県清里高原 KEEP協会 国際交流研修センター
【詳細】http://artofhosting-japan.org/events/aoh-in-kiyosato-2011-fall/
【申込みフォーム】http://bit.ly/aBsh4t

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『 Art of Hosting 』は、
ワールド・カフェなどの対話の場を設けるために必要なHostingのArt
(スキル)を身に付けるためのトレーニングであり、コミュニティや
組織の再生・強化のための方法、地域コミュニティを支援するための
方法としてグローバルコミュニティと共に世界中で展開されています。

◆WEBサイトもご覧ください。【Art of Hostingとは?】
http://artofhosting-japan.org/art-of-hosting/

11月19日(金)~21(日)の3日間に2泊3日の宿泊型のワークショップ
として、日本における第2回のArt of Hostingを開催します。
会場となるのは、自然豊かな清里高原(東京から2時間半)。
実施のために来日するのは、母体となるThe Berkana Instituteの
共同設立者Bob Stilger氏以下、豊富な実戦経験と優れた人間性を持つ
4名のファシリテーターです。

【日程】
2010年11月19日(金)~11月21日(日)2泊3日(前泊、後泊の必要はありません)

【場所】
会場:山梨県清里高原 KEEP協会 国際交流研修センター
http://www.keep.or.jp/ja/seisen_ryo/

【募集人数と参加費】
定員: 45名(スタッフ枠15名を含む)※最小催行人数35名
通常参加費: 150,000円(食事・宿泊実費別、現地までの交通費別)

【詳細】
http://artofhosting-japan.org/events/aoh-in-kiyosato-2011-fall/

【申込みフォーム】
http://bit.ly/aBsh4t

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【こんな人におすすめです】
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・対話を通じた地域とコミュニティの再生のための具体的な方法を学びたい
・対話の場を設けるためのファシリテーターとしての実践的なスキル(Art)を磨きたい
・組織(企業、NPO、自治体)、コミュニティ、チームの変革と強化に取り組みたい
・対話を通じた社会システムの変化、イノベーションを起こすための方法を学びたい
・ワールドカフェ、OSTなどの手法を学び、対話の場を設けるスキルを身につけたい

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【特に、以下を目的としています。】
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A:質の高い対話の場を生み出すことができる人材を育成すること
(対話のファシリテーターの育成)
B:参加者による実践コミュニティの構築
(継続的で発展的な学びの提供)
C:頭の理解だけでなく実践を通じた学びを提供する
(実践で使えるスキルを身につける)

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【第1回「Art of Hosting」の様子】
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2010年5月に日本で行った第1回「Art of Hosting」の様子
(レポート1)http://positivelearning.seesaa.net/article/155320663.html
(レポート2)http://positivelearning.seesaa.net/article/155381800.html

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【5月のArt of Hosting参加者の感想】
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「対話を通して背中を押されたり、同じ思いをもつ仲間と出会えたり
したことで、「こうだったらなぁ」で終わるのではなく、10のうち3
くらいは行動が伴うようになりました。
あとは、AoHで学んだことを授業で実践してみたのですが、それまで
印象が薄かった学生さんほど、どんどん「自分」を発揮してくれて、
正直感動しました。」
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「話すパワーはすごい!場が生まれれば、世界に変化が起きる。そう
思いました。」
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「何十年もファシリテーションをやってきたいい歳をしたボブやスー
ザンやぼくらが場をうまくファシリテートできるのは当たり前で、若
い参加者が、やりたいという気持ち、やれるという自信、もっとやり
たいという意欲、を持って、帰ってもらうアート・オブ・ホスティン
グのやり方に感銘を受けました。
完全に、次世代の育成を意識している大人の場づくりだと思い、50歳
過ぎてかなり意識していた若い世代のサポートをさらに意識するよう
になりました。」
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「核となるのは、関わる人の主体性と、人間性(思い、人格、徳)で
あるということ。手法は手法に過ぎないけど、重要ということを改め
て学びました。」
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「濃密な3日間だなと思いました。海外のファシリテーターはじめ、
日本側スタッフのチームワークも良く、ホスティングの基本を学べた
と思いますし、ここを発祥としてさまざまなプロジェクトが現在立ち
上がっているのも素晴らしいと思います。
難点といえば、こうした企画が、これを知らないけれど必要な人にリ
ーチしやすくするためにはどうしたらいいのか?という問題があるか
もしれません。
もちろん、必要な時に必要な人が学びに来るということはあると思い
ますが、複雑な問題が日々発生している世界で、みながつながってい
くためにはあれこれやることはありそうな気がしています。」
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「AoHに参加していろいろな学びがありましたが、やはり対話は重
要であるということと、その場を創る上で自分が学んできたコーチン
グが多いに役に立つことを痛感しました。」

★WEBサイトには、ワークショップの詳細な情報が載っています。
またその他イベントなども、決まり次第、アップしています。
是非ご覧ください。
http://www.artofhosting-japan.org/

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◆ 主催 ◆ Art of Hosting in Japan ◆
WEBサイト:http://www.artofhosting-japan.org/
スタッフブログ:http://www.artofhosting-japan.org/blog/
ツイッターアカウント:http://twitter.com/aoh_J (ハッシュタグ #aoh_J)
◆ 共催 ◆ ダイアログBar ◆

お問い合わせ先:info あっと artofhosting-japan.org(AoH_J事務局)
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ヘリウムコーポレーション設立趣意書 (ver.0.4)

この度、ヘリウムの会を母体とした新組織、株式会社ヘリウムコーポレーションを設立することにいたしましたので、謹んでご報告申し上げます。(設立意志を固め、準備に向けて動き出しました、という意味です。w)

xyz Action vol.1 4-5 Sep. 2010

ヘリウムの会は、会話にすら生産性・効率性を求める現代の日本社会において、「会話は意思疎通の手段ではなく、人間の尊厳に関わる本能的な行為である」ということを意識的・無意識的に関わらず体現する人達の集まりです。(決して、会話がヘリウムのように軽い人達の集まりではありません!!!w)

xyz Action vol.1 4-5 Sep. 2010

ヘリウムな人々は、一見、実のないように見える「軽い」会話を通して、自己肯定と共に、他己肯定を行い、また日常の生産性・効率性重視の競争社会からの一時的な解放を試みます。そのことを通し、自分たちが元々持っている生物的な「生きること」へ回帰します。

そして、誰にも否定されず、会話の一つ一つに過度な責任を求められない環境の中でしか、決して生まれない、多くの創造性、革新性を生み出します。これは普段の競争社会では起こりえないことです。

肩から力が抜けているときに浮き上がってきたこの創発こそ、先の見えない未来を明るく照らす手がかりを私たちに与えてくれます。(てか、ぶっちゃけ、会話くらい軽いスタイルで行わないと、僕らがこの先、抱える社会の問題は重すぎてやってられないよね!)

ヘリウムな人々は、会話を通してかもしだすその創発環境によって、我々人間が他の生物とは異なり、社会的生き物として持っている大きな可能性、すなわち、ソーシャルキャピタルを生み出してゆく存在なのです。

ヘリウム(Helium)は元素番号2の元素(化学記号 He)で、水素に次いで二番目に軽い物質です。その「軽い」特徴は、風船に注入することで風船を空高く浮き上がらせる目的のために使われています。水素にくらべ安定した物質であることも特徴です。

ヘリウムな人々は、決して他人を攻撃せず、すべての人々の心をワクワクさせる力を持っています。

  • 人間はどんな人でも、ひとりひとりが面白く、興味深く、尊い存在であるということ
  • すべての人に可能性あふれる未来が待っているということ

このことを、多くの人に知ってもらう。啓発というと、固くて上から目線で、一つの価値観を押しつけているように感じますが、ヘリウムの会は、すべての人にある魅力と可能性の存在を、現代社会にenlightenしてゆきます。en + light(軽くする、明るくする) これがヘリウムの会の本質。「ヘリウム」に込められた意図なのです。

xyz Action vol.1 4-5 Sep. 2010

ヘリウムコーポレーションは、このヘリウムの会が長い間作り上げてきた創発環境を、株式会社という営利企業の新しい一つの形態として、その中に実現することを目的とした、新しい社会的企業です。