友人達がステキな本を出しました。

102年目の母の日―亡き母へのメッセージ』Live on 編

この本は、母親を亡くされた方の母への思いを募集し、文集としてまとめあげたものです。

出版お祝いのお花

出版お祝いのお花

Live on代表のその子、尾角 光美さんとは、京都のシェアハウスコミュニティ「お結び庵」で出会い、都立国際高校出身(SFCのようなステキな高校。KREVAの出身高校としても有名)ということで、共通の友達などがたくさんいて意気投合。そのときは、彼女自身が、お母様を自死で亡くされていたとは知りませんでした。

その後、この本のプロジェクトの話を耳にし、東京での活動場所に困っていた彼女らに、稼働率の落ちていた根津のオフィスを貸し出したのが、僕とこの本との関わりのキッカケです。

その本が、いよいよ発売され、一時はamazonで、カテゴリー別で16位!
全体ランキングでも3000位代にまで食い込んでいます!

元々、母の日のカーネーションの由来って、母親を亡した女の子が亡き母への感謝の気持ちを詠い、カーネーションの捧げたことから始まるのですね。

この本。一人一人が、本当は辛い思いでに向き合い書かれた文章ばかりで、とても胸にこみあげるものがあります。
そして、一人一人の筆者がその思いと向き合いながら書き上げたことが伝わってきます。
なんだか、とても優しい気持ちになれます。

彼女自身も、自分の経験を執筆しています。また、収録できる数には限界があり、それを上回る100以上の文集が集まったため、
彼女らLive onのメンバーは、全ての原稿に目を通し、ひとつひとつの筆者の思いに心を傾けながら、断腸の思いでセレクションし、編集を成し遂げ、出版にこぎつけました。

Live onのみなさん

Live onのみなさん

母の日の当日、Live on主催の出版記念講演会が開かれました。

出版記念講演会には、コミック『死化粧師』(『FEEL COMICS』)の主人公、間宮心十郎のモデルでもある橋爪謙一郎さんの講演が行われました。まさに、おくりびととしてのスペシャリストです。

「みんなちがって、みんないい」「あるがままでいい」
そのことが再確認できるとても、心が優しくなるステキな講演会だったので、また別のエントリーで詳しくご紹介します。

イベントのタイトル

イベントのタイトル

お土産にはカーネーション

お土産にはカーネーション

なお、彼女らは母の日当日、NHKの19時のニュース番組に5分以上取り上げられました。
その放送を、Live onのメンバーと共に、打ち上げ会場の中華料理やで、みんなでケータイワンセグで見ました。笑
となりのテーブルのお客さんは少し迷惑だったかも。

目の前に生で存在する人が、テレビにも出ていて喋っている、というのは不思議なものですね。
前に、一期一会に尾野くんが出演したときに、海士で本人も含めて一緒に見たことを思い出しました。笑

One Response to 心温まる本『102年目の母の日―亡き母へのメッセージ 』

  1. […] 心温まる本『102年目の母の日―亡き母へのメッセージ 』 5 月 13 […]